この夏、眠らない街ラスベガスに行ってきました。砂漠の上に人工的に建てられた巨大なホテルが立ち並ぶ小さな町は、連日45度以上の気温にもかかわらず熱気溢れる人々の姿が見受けられました。

 人間は楽しもうという時には、気候や文化を超え、体のどこからか異常なほどまでのエネルギーが沸いてくるようです。夜だというのに沢山の人ごみと眩いネオン。楽しい会話さえもかき消されてしまうあちこちから流れる音・おと・OTO。

 この街ほどエンターテイメントに徹してくれると、時間を忘れ心と体が解き放され、その上エネルギーを充電されるかのように感じてきます。

 今回観た「オペラ座の怪人」と「stomp out loud」のショーは「音」と「演出」のエンターテイメントで対照的な舞台でした。方やオーケストラと歌。そしてもうひとつはほうきに鍋にポリバケツと身近にある雑貨を利用して音楽を演出。

 
 この対象的な舞台は「音を楽しむ」ことを追及したい私にとって大変魅力的でした。色々な音の数々をエンターテイメントにしてしまうラスベガスは心躍る音 の溢れる街でした。それからというもの、私の耳に響く蝉の鳴き声も洗濯機の水の音までも楽しいサウンドとして聞こえてくるから不思議です。