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暦のうえでは、今日は「立秋」 外ではこの夏一番か…という猛暑ですが。夏の暑さの盛りにも、秋の気配がじわじわと近づいて来ているのかもしれません。みなさま、どうぞ熱中症などにならないように、水分補給や休息を、心がけてくださいね!!

 

7月の末… ようやく夏休み前の過密気味だった学校仕事も一段落し、ほっと一息つけるようになったある朝のこと。Facebook のタイムラインに、カラフルな革ひもの束の写真をアップしている知人がいて、ふと興味をそそられ、その投稿の内容を追ってみたら… こんなご案内に行き当たりました!

 

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…なになに… たなをつくるの? 強化ダンボール? オリジナルの絵柄で たな を作れるの? …それはとってもオモシロそう♪♪

…さっき見た綺麗な革ひもの束は、このワークショップでつくる たな の把手の材料として使えるらしい… この たな が完成すると、子供なら座れるぐらいの強度らしい!… 当日は隅田川の花火の日…会場のある南千住の河原は絶好の鑑賞ポジションらしい !! …

などなど、心が動くポイントがいくつもあって… ちょうどこの日は空いていたので、さっそく申し込んでみました。

 

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当日、はるばる南千住まで、会場の汐入小学校の多目的室を訪ねてみると…作業用にブルーシートの敷かれた場所には、夏休みの工作用にか、親子連れの参加者がたくさん。。

一人分の材料を受け取って、なるべく窓に近い風通しの良さそうな場所で開始を待ちます。

 

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引っ越しのあと、だいぶ処分はしたけれど、まだまだ家に開封済みも未開封のも、ダンボールがたくさんあるので、それらを再利用できたらいいな… と淡い期待もあってこのワークショップに参加したのですが、やはり、積み重ねられる強度のある棚をつくるためには、強化加工のダンボールでないと無理ですね。…と、これらの材料を手にして実感。

それにしても、分厚い強化ダンボールにもしっかり折れ線が入っていて、組み立ててボンドで接着すればできあがり、というシンプルさ。とてもよく考えられてます。軽くて簡単に組み立てられるので、小さな子どもでもお年寄りの方でも大丈夫。 そのかわり、ボンドを塗って接着して押さえるなど…一人ではできない、かならず誰か他の人の手を借りて助け合ってつくることが必要… と、そんなところも、素敵なポイント!!

私は一人で参加だったので… この日は、スタッフの福西さんがサポートに入ってくださいました。

たな の外側も、内側の引き出しも、折れ線どおりにしっかり折り曲げ、背板をボンドで貼って、押さえてもらいながらテープで仮止めして… まずは本体部分があらかた組みあがり。

 

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ここから先は、いよいよ楽しいデコレーション♪♪ 

作業に夢中になって、ほとんど写真を撮らなかったのですが… テーブルの上には、たくさんの色紙やカッティングシート、様々な形のキラキラのスパンコールやシール、mt のかわいいマスキングテープた〜くさん、そしてもちろん絵の具やクレヨン等も!! わんさと揃っていて、どんな柄の棚にしようか、わくわくしてきます♪♪

 

まずは、好きな革ひもを三色選んで三つ編みにして… 引き出しの表板に錐で穴を空けておいて、そこに通して、把手にします。

そしていよいよ本体の装飾… 

なんとなく、先日の素晴らしい花火の余韻と、この日が隅田川の花火の日だということで、大好きな花火をイメージしたものにしたい… と思ってはいたので、ふと、その場に用意されていた切り絵の本が眼に留まり、、把手の革ひもの色に合わせた三色の色紙をもってきて、切り絵に挑戦してみました!

その本ではいろんな国の伝統的な文様をアレンジしたモチーフと作り方が紹介されていて… 日本と中国の切り絵は、なんとなく直線的なかっちりした図案、フランスはデコラティブ、アメリカはモダンなすっきりした柄… などと見て行くうちに、短時間でできそうで、柔らかい植物のような雰囲気の感じられる ポルトガルの図案でやってみることに。

 

折り紙を四つ折りにして… 下絵を描かず、いきなり図案を見ながらフリーハンドで…

太陽のイメージ、そして打ち上げ花火のなかでも一番好きな大輪の白光の花火をイメージして、まずは黄色い色紙から、シンプルな切り方のものから始めてみました。

次はピンクの紙。最初のよりは複雑な、少し有機的な柄にチャレンジ。

そして三枚目は水色。一番最初に切ってみたいと思ったけれど複雑そうで後回しにしていたボーダー柄と、同じ切り方の丸形と。ちょっと迷って、やっぱり、まずは、花火のイメージで丸形を切り始めました。

…そうしたら、そんな私の様子を見ていたスタッフの福西さんが「僕も何かやってみよう!」と、切り絵の本を手に取って…なんと、私がまだ手をつけられずにいたボーダー柄に挑戦してくださいました!!

 

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正味2時間のワークショップ…時間ギリギリになって、あわてて外側の三面(底と背板は装飾せず)と引き出しの表面だけ、スティック糊で エイヤッと貼って、かろうじて何とか体裁が整い、記念撮影までこぎ着けました。

福西さん、ご協力、ほんとうに有り難うございました!!

 

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…こんな調子で、2時間めいっぱい たなづくりに没頭していて、あまり周りを見渡すゆとりも無かったのですが…

参加していたお子さんたちは、どの子もイキイキと迷いなく大胆に、それぞれの個性を発揮して、見事なオリジナルの棚をつくっておられたようです。

 

たなを作るための材料キットの揃え方も、現場でのスタッフの方たちの動きをみても、とてもよく考え抜かれて、気持ちのよい温かい思いやりを感じられ、素晴らしいな…と思っていたら、この tanaproject 、建築家の もりひろこ さんという方が被災地でのボランティア体験で感じたことに端を発し、2011年の9月より活動が始まって、被災地域の仮設住宅などで、自分で自分の使う棚をみんなで一緒につくるワークショップをおこなうプロジェクトだそうです。

この日の様子も、スタッフの方が写真を撮って、報告レポートを下記にアップされていますので、よろしかったらご覧ください!

レポート:【tanaprojectワークショップ 2013年7月27日(土) @東京都荒川区汐入小学校】
http://tana-project.blogspot.jp/2013/08/tanaproject2013727.html?spref=fb

 

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用意されていた大きな透明ビニール袋に棚を入れて… そのまま、夕方に人と会う約束をしていた場所まで、棚を持って行ったのですが、、 その方たちに棚を見ていただいたところ、じっくり眺めて「…なんか、この面だけ他と違う」と、引き出しの表面を指しておっしゃるのです! ビックリして、そこの部分の切り絵は他の方が手伝ってくださった…というと「なんだか林さんらしくない」と。

 

同じ切り絵の本の、同じ絵柄のバリエーションのなかから、しかも私が最初に切りたかったボーダー柄を福西さんが手がけてくださったものなので、私自身は、すっかり気に入っていたのですが… 

言われてみると、たしかに、他の面の切り絵は私が エイヤッ とフリーハンドでざっくり切り抜いた雑味のある形になっているのに対し、福西さんが仕上げてくださったボーダー柄はきちんと下絵を描いて切り抜いてくださった丁寧な形。。。そんなところに味わいの違いが出ているのかも… と納得もしました。

 

作り手としては、それでは中途半端でいけないな… 何か、少し私らしい?雑味を加えないと…と思い。

スティック糊でざっくり貼っただけの切り絵は、このままではすぐに剥がれてしまいそうなので… その対策も兼ねて、もう少しブラッシュアップすることにしました。

 

…とはいえ、すぐには、どう手を加えていいかアイディアも浮かばないまま一週間放置してしまい…

最終日に滑り込みで見に行った「レオ・レオニ 絵本のしごと」展でイメージを刺激され、その会場でヒントをみつけて! 帰宅するなり、とりかかりました!!

 

この後日談は… 長くなりますので、次回(8/21)のお楽しみ♪♪ …ということで  ^_~☆

 

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