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1年ほど前に… ひょんなことから、2014年の年明け早々に沖縄の美術館で森山大道さんの個展が予定されている、と知り、沖縄にまだ行ったことのなかった私は、その展覧会に合わせて、なんとか沖縄に行ってみたいものだと思っていました。

その後ほどなくして、水族館に通って写真を撮りはじめ… もっぱら都内の水族館ばかり訪ねていましたが、いずれは沖縄の美ら海水族館にも…と思いはじめ、それであれば尚のこと、森山大道さんの写真展のタイミングで行けたらいいな… と気持ちは募り。

ただ「森山大道 終わらない旅 北/南」と題した展覧会の開催期間(1/23〜3/23)は、ちょうど教える仕事の授業の少ない時期にあたり、旅費を捻出するのが厳しいかな…と、昨年末にはやや諦めモードに入りつつあったのですが。年が明けてしばらくしたら、他にも、沖縄行きの方向に背中を押してくれるような案件がちょうどこのタイミングで持ち上がり、調べてみたら1月末〜2月初旬は沖縄もシーズンオフで格安ツアーがみつかって。思い切って、二泊三日で、初めての沖縄へ出かけてきました。

 

美ら海水族館といえば…やっぱりジンベエザメのいる大水槽をみなければ!! 南の海のサンゴ礁も大好きな私には、他にも見どころ満載の水族館でしたが、やっぱり圧巻は魚類としては世界最大といわれるジンベエザメが3匹も悠々と泳ぎまわる姿でした。

 

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姿は大きいけれど、食べるのはもっぱら動物プランクトンや小魚、海藻など。人間が近寄っても危険は少ない、ということで、大水槽のなかでも、マンタやエイ、マグロやグルクマたちと仲良く平和に泳いでいて。

ジンベエザメのいる海域にはプランクトンや小魚が多いことから、ジンベエザメの周りには常にイワシやカツオなど大小の魚が群れているそうで、古くから、漁師の間ではジンベエザメは大漁の吉兆、福の神のように考えられて「えびすざめ」と呼ばれていた地域もあったそう。

大きな姿でゆっくりと目の前を横切るジンベエザメの表情はクリンと丸い小さな眼が愛くるしく、夏に着る甚平のような模様だから…と、親しみをこめてジンベエザメと呼ばれるのも、なるほど…と頷けました。

 

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なかなか頻繁に来られる水族館ではないので、悔いの無いよう、朝から夕方まで一日通して滞在して、ジンベエザメの給餌解説の時間も待って…大量のオキアミを海水とともにゴクゴク飲み込む食事シーンも、たっぷり写真を撮ってきました。

 

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前回のブログに書いた古道具屋さんのフリーマーケットで、ふと目について、いただいてきたキーホールダー。これはやっぱりジンベエザメだったようで、このコが来てから、諦めかけていた沖縄行きも実現する方向に動き始め。やっぱりジンベエザメの雄姿は観ているだけでも大らかな穏やかな気持ちになれる、そういう意味でも吉兆なのかもしれません。

 

もう一つの目的だった森山大道さんの展覧会も、とてもゆったりとした会場構成のなか、およそ半世紀前のごく初期のころの作品から最新作の沖縄まで、森山大道さんの終わらない旅を、一貫して鑑賞できる圧巻の内容でした。
もちろん美ら海水族館でジンベエザメを写した写真もあり… う〜ん、なるほど、こう撮るのか… と、自分で撮影してきたあとだけに、やっぱり唸らされる一点でした。
3月23日まで、沖縄に行かれる方がいらしたら、よかったらぜひ!!


「森山大道 終わらない旅 北/南」

http://www.museums.pref.okinawa.jp/art/topics/detail.jsp?id=1145

 

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