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先日このブログを記して以来、梅雨時だということもあり、撮影よりもニホンオオカミに関するリサーチに時間を費やしていました。そんなリサーチの甲斐あってか、つい最近、東京は世田谷区の砧にも三峯神社があることを発見!しかも、2年前に引っ越した両親の新居のマンションからも徒歩圏内、その辺り一帯の氏神様だということもわかってビックリ!!

なんだか妙にご縁を感じて、さっそく梅雨の晴れ間を縫ってお詣りしてきました。

 

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小さな子どもを載せたお母さんたちの自転車が行き交う砧の住宅街の一角に、清らかな静かな佇まいの三峯神社がありました。こじんまりとした境内でしたが、「お犬さま」の狛犬は2対あり、入り口近くのものは昭和八年、拝殿の前のものは昭和四十年、とありました。どちらも、なかなか味わいのある面構え。この辺りでは江戸時代から三峯講が行われていたといいます。きっと「お犬さま」は近隣の方達に親しまれ愛される存在だったのだろうな…

 

 

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お詣りを済ませて鳥居をくぐれば、そこはもうごく普通の現代の東京・世田谷の住宅街。住宅街の路地を坂を上ったり下ったりしながら歩いていたら、突然、視界が開けました。世田谷区が区民に貸し出しているファミリー農園でした。世田谷は昔は農村だったと聞いています。農家にとって鹿や猪から農作物を守ってくれる狼を「お犬さま」として崇める御眷属信仰の三峯講が必要だったことが、すとんと腑に落ちました。

有り難い散策のひとときでした。

 

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前回ここでご紹介した、東京藝術大学保存修復日本画研究室で取り組まれている福島県飯館村にある山津見神社のオオカミ天井絵復元プロジェクト。こちらも6月半ばから、いよいよ現実的に活動が始まったようです。

研究室での筆遣いの練習、荒井先生とプロジェクトに参加する学生さんたちが山津見神社を訪れた福島視察旅行、そしてその様子を河北新報が取材して記事にされたこと…等等、これから活動が本格始動するに伴い、どんどん新しい投稿が掲載されると思います。

こちらも、ぜひご覧ください!!

「山津見神社オオカミ天井絵復元プロジェクト」