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NYにいた頃、ユニオンスクエアのマーケットで、
秋になるとホットアップルサイダーを買ってよく飲んだ。
この時期になるとシナモンの効いたあの味がとても恋しくなる。

私はこの季節のNYがいちばん好きだったかもしれない。
最初の年は暖冬で、ゆるやかな秋の陽気がつづいてセントラルパークの紅葉がとても綺麗だった。
写真の授業の宿題もあったりして、何度かカメラを持ってピクニックがてら撮影に行ったけど、
街の真ん中に深い自然があって、森に行って帰って来たような充足感があって、今でもこの時の赤く染まった落ち葉に包まれる感覚を心地よくおもいだす。

これから始まる生活への高揚感もあったかもしれない。
まだ知り合いもそんなに多くない街で、自然に分け入ると、どこか物悲しくもあるのだけど、孤独というよりは自由をかんじて、その感覚が好きだった。

それからだろうか、私は秋にピクニックがしたくなる。
空気が澄んでくるこの季節に自然のなかで深呼吸をすると、気持ちも澄んでくるかんじがする。
この時期の儀式のように毎年みてしまう「ツインピークス」のピクニックのシーンが大好きで、
バスケットに厚めのブランケットと暖かいコーヒーと入れてピクニックに行きたくなる。

食欲はわかるとして、なぜ’芸術’の秋なのかってしっかりとした由来をしらないけど、
やっぱり’自然’のキャンバスが赤や黄色に染まる、ことから来ているのだろうか?
なぜか個人的にも自然と美術館に行きたくなったり、お芝居を観に行ってしまったりするから、単純だけど、そんな秋が好きだなとおもう。

そこで、そんな芸術の秋にふさわしい今週末のお友達のお芝居の紹介をさせてください。
月末には私自身もアートフェアに作品を展示予定で、まさしく芸術に向き合う日々なのです。

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SWANNY(スワニー)第一回公演
「わたしのエプロン」 http://swanny.jp/
2011年10月14日(金)〜16日(日)
会場 SARAVAH東京