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先々週、前回のブログで紹介したお友達のお芝居を観に行って来た。
彼女が作・演出を手がけるお芝居を観るのは初めてだったのでまだ観る前は紹介もうまく書けなかったのだけど、すごくよかった。お芝居のことを語れるほど知識もないので、薄っぺらな感想になってしまうけど、なんだか予言的だったり心にグサリとくる台詞がちりばめられてて、泣けてしまった。現実と死後(?)の世界とが交錯した不思議な話でありながら、私は友人である作者が普段見ている何気ないものたちがこんな風にお芝居として物語として昇華していく様に感動してしまった。

心に残ったフレーズに「私たちは皆キラキラ輝く光に包まれて祝福されていて自由に生きていいの。」というような内容の台詞があった。「ただ、あまりに広くて長くてキラキラした道だから、時々まぶしくて迷ってしまうことがあるだけ。」と言っていたような気がする。(メモをとったわけではないので、間違えていたらすみません。)

そのお芝居をみた次の日、私は島根に向かった。
月末の展示を控えていろいろなことが重なって体力的にも精神的にもハードな日々が続いていたので、まだ余裕はなかったのだけど、かねてから島根にいる友人に誘われていて10月の神在月に行きたいと思っていたので、行くなら今しかないと強行で決めて高速バスに飛び乗った。

東京から島根まで13時間の高速バスは、友人に話しても驚かれたし私もさすがにキツいかなと思ったのだけど、よく考えればラオスからベトナムまで30時間バスでかかったこともあるし、ぜんぜん寝れなかったけれど、やはり夜中に移動できるのは効率的だとおもう。
昨日の夜まで東京にいたのに、次の朝にはもう出雲大社にいる、っていうのは、なんだかちょっと時空のトンネルをくぐってワープしてきたような不思議な感覚で、降り立ってからも島根の美しい景色をみるたびにどこか違う星にきているかのような感覚を楽しめた。
肝心の神在月は、完全な勉強不足と勘違いで旧暦の10月はじつは現在の11月であり、出雲大社に全国の神様はまだ来ていなかった…という拍子抜けな事実を着いてから知ったのだけど、私には神在月以外にもどうしても今行きたかった理由があり、友人の勧めで連れて行ってもらった海沿いの日御碕神社では、外にはおいていない御身砂をいただき、日本海に沈む綺麗な夕日を見ることができて、心の底から今回来れたことに感謝していた。

日御碕灯台のある岬から見える夕日の光に包まれながら、友人のお芝居の台詞を思い出していた。
この世界は本当にキラキラと輝いていて、まるでなにかにまもられているような幸福な気持ちになった。
少しばかり心に抱えていた不安や悲観的なイメージが霽れていくようにかんじた。

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このブログを始めるときには、過去の旅の思い出を書こうと漠然とイメージしていてこの時期はハロウィンの話でもと思っていたのに、やはり現在のいま感じた感動にはかなわないところもあって、どんどん取り留めがなくなっていくけれど…、今年のちょうどハロウィンの時期にアートフェアに参加しますので、お知らせいたします。
私の作品は10月28日から30日まで(October Side)、Wall No.14 (Unseal Gallery)にて展示されます。

エマージング・ディレクターズ・アートフェア 「ULTRA004」

(1)October Side:2010年10月28日 金曜 – 30日 日曜
(2)November Side:2010年11月1日 火曜 – 3日 木曜祝日

11:00 – 20:00
10月31日(日)は展示替えのためお休み。

SPIRAL
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
tel : 03-3498-1171
WEB : http://www.spiral.co.jp/e_schedule/2011/10/-ultra004.html

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