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まだまだ残暑が続くだろうとおもっていたところに、ここのところ急に涼しくなったりして秋の気配を感じるようになってきた。
 
お盆休みはまた実家に帰省して、温泉に行ったりお墓参りをしたりできたけれど、夏休みらしい夏を満喫できずになんとなく気持ちが忙しいまま終わってしまいそうなこのごろ、避暑地やリゾート地に行ってのんびりしたいと思うようになってきた。
若い頃はたとえリゾート地に赴く機会があっても、なにもしないでのんびりするという贅沢よりも動き回ってしまうタイプだったようにおもうのだけど、これは年齢的なものなのだろうか、日々の仕事に追われて逃げ出したいというよくある衝動なのだろうか、”なにもしない”旅にでかけるという夢がふくらみつつある。
 
貧乏性で好奇心を抑えられない私には、本当に”なにもしない”旅ができたら、ちょっと大人になれたような未知の世界に行けたようなそんな憧れさえかんじてしまう。
 
 
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”なにもしない”というのは、動き回らないということで、
ビーチサイドで本を読んで過ごしたり、山で森林浴しながら瞑想したり、ただ静かに過ごす。
旅先ではいつも感性を研ぎ澄ましているとおもうけれど、そとへ向かって刺激を求めるのではなくて、内に向かう感じなのだろうか。そういう時間を数日過ごしたら、またいつもとはちがう深い部分で心をひらいて、波の音や潮風の心地よさや、鳥のさえずりと朝霞の森の透き通るような清々しさを、さらに五感で鋭く感じられるようになるのだろうか、とイメージしている。
 
 
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だけど、残念な事に、カメラを持って、旅にでてしまうと、私にはカメラを置いて、本当にそうやってのんびり過ごすということが、できないのだ。。そして、カメラを置いていくことも、まだ私にはできないのだ。
 
 
そんな理由でリゾート的な旅を諦めていた気がするけれど、いま感じるのは、私はきっと写真を撮ることで”五感をひらいて””内にも向かう”し、そうやって”保養”をしている。
”リゾート”=”保養”。心が癒されるのであれば、どこにいたって何をしていたってリゾート地にいるようなものだ。
だから私は写真を撮る。
 
と同時に、だからこそ、そろそろリゾート地にいってのんびりしながら写真を撮ってもいいんじゃないか、と思い始めている。。
 
ただ疲れているだけで、ただ自分に甘いだけだろうか。
そんなことをあれこれと考えながら、いつもとちがう旅を夢見ている。
 
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