前回の続きにしては日が空きすぎてしまったけど、その後の話をすると、
ロンドンの空港で感謝の気持ちに包まれていた私に待っていたのは、さらに心温まる出来事だった。
 
思いがけない2泊目は、急に連絡したのに快くすぐに返事をくれた友人の家に泊めてもらうことになり、友人の住むホワイトチャペルへ向かった。
ロンドンには友人が数人にいたけれど、乗り継ぎで泊まることなど想定していなかったし前日も人と一緒だったので誰にも連絡していなかったのに、困って連絡をいれると皆が救いの手を差し伸べる返事をくれて、人の優しさが本当に嬉しくてとても救われた。
ホワイトチャペルに住む友人と食事をしに入った可愛らしいヴィンテージの服をきたフランス人の女の子たちがやっている素敵なお店で、思わぬ再会を喜び、数時間前までのどん底に落とされていた自分がどこへ行ったかのように、穏やかでホッコリとした時間を過ごした。
切れかかっていた携帯の充電もさせてもらい、朝早くの空港へのリムジンも手配してもらい、至れり尽くせりで、心から友人に感謝をして早朝空港に向かい、前日の天使 ”Patricia" にお礼を言いにいく。
彼女が、明日の朝も出勤しているけれど今度こそ(トラブルで)会わない事を願うわ、と言っていたのを思い出して、日本に帰ったらお礼をしようと思っていたのを出来る時に伝えておこうと思った。
その朝は乗り継ぎカウンターにいるらしくて残念ながら顔を見ることはできなかったけど、お礼の手紙を渡したいと伝えると電話をつないでくれて、電話口で彼女は
「これでロンドンのことはきっと忘れないわね。」と言った。
 
本当に彼女のお陰で、忘れられない素敵な思い出として私のなかに一生残るだろう。
 
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ベルギーでは、仕事で主にブリュッセルにいたのだけど、昨年訪ねて大好きだった街ゲントも再訪することができた。
 
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昨年より2ヶ月ほど季節が早く、街の印象はそれだけで随分と違う感じがして、少しあの寒さのなかの景色が恋しい気分になりながらも、太陽が注ぎ花が溢れる街もやはりとても綺麗でよいところで、あらためて私はこの街が大好きだなあとおもった。
 
 
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昨年、静かに心に忍び込んできたゲントの街は、時間がたって季節を変えても、記憶をこえて良い思い出として上書きされて、いつまでも私の心に残っていく。
 
こうやって、思い出の街が増えていくことはとても幸せだ。
 
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