Archives for 書籍 - Page 4

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「トッカン」 高殿 円著 ハヤカワ文庫

  特別国税徴収官(トッカン)たちを描くお仕事系エンタメ小説 税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者が徴収官、なかでも特に悪質な事案を扱うのが特別国税徴収官(略してトッカン)である。東京国税局京橋地区税務署に所属す
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美術ミステリーの傑作『楽園のカンヴァス』  原田マハ

  美術展に行くと部屋の角々に座っていて、写真を撮らないでくださいとか、あまり近づかないでくださいとかチェックをしている人がいますね。監視員の方々です。「楽園のカンヴァス」はその監視員の女性(早川織絵)が主人公
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「古書の来歴」J・ブルックス   森嶋マリ訳 RHブックス文庫

  500年の時を生き延びた希代の稀覯本サラエボ・ハガター(ユダヤ教の過越し祭りで使われる祈りや詩編が書かれている美しい挿絵の書物)が、なぜ造られ、どんな人々に守られてきたのか? 鑑定を依頼された古書鑑定家ハン
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「きよのさんと歩く大江戸道中記」金森敦子著 ちくま文庫

  鶴岡の裕福なおかみさん三井清野が、江戸時代(1817年)に山形鶴岡から日光、江戸、伊勢、京都、大阪、新潟そして鶴岡まで総距離2420キロ、総日程108日の大旅行を敢行した旅日記。 当時は女性にとって長旅をす
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「逍遙の季節」乙川優三郎著 新潮文庫

  本書は、三弦、蒔絵、茶道、画工、根付、糸染、雛細工、髪結、活花、舞踊など、人並みの幸福には縁遠くても、芸をたのみに生きる江戸の女たちを描く芸術・芸道短編小説集。 島内景二氏の解説が素晴らしいので、引用させて
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89歳の新人のデビュー作 久木綾子(ひさぎあやこ)著『見残しの塔』

  誇りたかくも慎ましく生きた日本人の群像がここにあります。 本書は、山口に残る瑠璃光寺五重塔を建てた中世室町時代の番匠たちを左右近(さうちか)という若者を軸に描いた壮大な時代小説です。  作者は70歳の時に、
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土光敏夫に学ぶ『土光敏夫100の言葉』  出町 譲著

  自分の火種は、自分で火をつけよ 土光敏夫は、戦後焼け野原からの奇跡の復興に全力を尽くした。そして、高度成長期時代を駆け抜け、その後は財政赤字削減を訴えた。まさに、「清貧」と「復興」と「改革」を貫いた人生だっ
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年頭に少し日本を考えませんか?「日本流」松岡正剛著

  日本、変えてください。日本、取り戻してください。 我々の周りにあり、また失われつつある日本的なもの。著者はそれを「日本流」と定義した。 それは、単なる「日本的」なるもののことではない。あくまで「日本の流儀」
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