野見山暁治の自由奔放でエネルギーに溢れた絵画世界が形成されていくプロセスと、さらに表現の幅を広げようとする画家の姿勢を展覧。

 

00chirashi.jpg昨年90歳を迎えた野見山暁治は、日本の洋画界において、最も長く活動を続けてきた画家の一人ですが、絵を描くことへの情熱が衰える事はなく、現在も新たな境地を見出すべく活発な創作活動を続けています。 

鮮やかな色彩と大胆な筆遣いによる独特の表現は、みずみずしく軽やかでありながら、同時に骨太な力強さをも感じさせます。 
しかしその底には、どこか謎めいた不思議なものの気配が漂い、心象風景とも感じさせるその作風は、多くの人々の心を魅了していると言えます。 

ブリヂストン美術館は、野見山が滞欧中の1958年に、早くも彼を紹介する展覧会を開催し、それは第2回安井賞を受賞するきっかけとなりました。 

この展覧会から半世紀を経て開催される本展では、戦前の作品から、戦後12年近いヨーロッパ滞在を経て現在に至るまで、野見山の自由奔放でエネルギーに溢れた絵画世界が形成されていくプロセスと、さらに表現の幅を広げようとする画家の姿勢を展覧します。代表作や初公開となる作品など、総数約110点をご紹介いたします。 

[ギャラリートーク]
本展開催期間中、当館の学芸員が展示作品を解説いたします。 
日時:毎週水曜日及び金曜日 いずれも15:00〜16:00/会場:展示室 
※やむを得ず中止することもあります。