11月1日 茨城県天心記念五浦美術館 再開そして再会。

 

buzan.jpg笠間出身の日本画家・木村武山(1876-1942)は、横山大観、下村観山、菱田春草ら五浦の作家の一人であり、大正3年(1914)、岡倉天心の一周忌を機に再興された日本美術院ではその中心となって活躍するなど、天心による日本画の近代化の一翼を担った画家です。 

しかし、大観や観山らの陰に隠れてこれまで正当な評価を得られなかったのは、多彩な武山芸術がその幅広さゆえに全体像をとらえにくかったことが大きいといえます。 

この展覧会は「歴史画」「花鳥画」「仏画」「障壁画」の4つのテーマに分けて武山芸術を俯瞰的かつ立体的に紹介し、その全体像のみならず真髄まで浮き彫りにしていきます。 

再興院展出品作をはじめとする初期から晩年までの代表作約70点による回顧展は、これまでにない大規模な展覧会です。 
★11月13日(日)まで入館無料です。 
★再開記念「絵はがきプレゼント」 
11/1(火)・2(水)・3(木・祝)の3日間(各日先着100名様) 

[関連イベント]
◎再開記念コンサート『あすへの希望をのせて』 
思わず笑みがこぼれる楽しい曲から、心癒されるクラシックの名曲まで、サクソフォンの軽快な音色と重厚なハーモニーでお届けします。 

出演:MAPLE Saxophone Quartet 
曲目:ニューシネマパラダイス、川の流れのように 他
日時:11/5(土) 11:00〜/14:00〜(2回公演) 
場所:エントランスロビー(入場無料) 

◎文化講演会『温故知新 —天心に始まる日本画の模写と創作』
天心は生涯をかけて法隆寺金堂壁画をはじめとする文化財の保護活動に尽力しました。荒井 経氏を講師にお迎えし、天心が始めた模写事業から、法隆寺や敦煌壁画の模写事業、さらに現在東京藝術大学で行われている最前線の研究活動などについてお話していただきます。ぜひ、ふるってご参加ください。 

講師:荒井 経氏(東京藝術大学大学院准教授・日本画家) 
日時:11/23(水・祝) 13:30〜 
場所:講堂(無料・定員114名・申込制) 
申込方法:電話もしくは当館総合受付にて(先着順) 0293-46-5311 

◎学芸員によるギャラリートーク 
日時:11/13(日)、26(土) 各日13:30〜14:30 
集合場所:企画展示室入口 ※11/26は企画展入館券をご用意ください。 

◎大日堂障壁画 特別公開 
木村武山は母の供養のため郷里笠間に建立した大日堂。その堂内は晩年の武山が全精力を傾けて描いた仏画や花鳥画に彩られています。
本展開催を機に、普段見ることのできない大日堂を特別公開いたします。

見学方法:電話予約制 
予約方法:大日堂管理者 木村明正氏(TEL. 0296-72-1326)にお電話の上、見学日時をご相談ください。
※管理者の都合によりご希望に添えないことや、当日の天候等により急遽中止や変更になる場合がございます。 
場所:笠間市箱田2210(JR水戸線笠間駅より約3.6km