中村不折が入手した文字数の最も多い拓本「長垣本西嶽華山廟碑」を期間限定公開!

 

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年に一度の恒例企画『みんなが見たい優品展 パート9 —中村不折コレクションから—』では、当館のアンケートでリクエストのあった人気の高い作品を、可能なかぎり組み込んで展示を構成しています。 
また今回は、東京国立博物館で開催中の『北京故宮博物院200選』にあわせて、同展で出陳されている書の関連作品も、ご紹介いたします。 

中国の後漢時代、古くから霊山として崇拝されてきた西嶽に「西嶽華山廟碑」(延熹8年・165)という記念碑が建てられました。しかし、明時代(16世紀)の大地震によって石碑は失われてしまい、この原石からとった拓本は、世に4本しか伝存しません。このうち、唯一石碑の全形が見られる拓本「四明本西嶽華山廟碑」が、『北京故宮博物院200選』で展示されています。 

書道博物館では、歴代の名家の収蔵を経て、昭和4年(1929)に中村不折が入手した、文字数の最も多い拓本「長垣本西嶽華山廟碑」を、期間限定(1/24〜2/19)で公開します。 
清朝の文化・芸術が最も華やかであった乾隆帝の時代を、上野の山とその麓でじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。