暮らしの中に息づく岡本太郎のテキスタイルデザインを紹介

 

taro_yukata.jpg岡本太郎記念館では、企画展『岡本太郎・布と遊ぶ』を開催します。本展では、「生活環境そのものが芸術でなければならない」という岡本太郎の意志を、テキスタイルデザインを通して紹介します。 

岡本芸術がデザインと出会ったのは1951年、岡本太郎がファッションモデルの左胸に、絵の具で真っ赤に染めた自分の手を押しつけた瞬間でした。純白のイブニングドレスが次々と手形で彩られていき、ドレスという実用物がオブジェとしての芸術になりました。 

その際、テキスタイルに興味をもった太郎は、布と遊ぶようになり、浴衣やスカーフ、ネクタイから絨毯や鯉のぼりにいたるまで、デザインのフィールドを広げていきました。 

 

【岡本太郎の言葉】 
「もう額縁入りの芸術の時代ではない。生活環境そのものが芸術でなければならない。チンマリした固定観念、おていさいから離れて、濃くいろどられた自由なイマジネーション。その喜びをふんだんに生活に取り入れてほしい」 

【岡本太郎記念館館長 平野暁臣のコメント】 
「本展では布と遊ぶ太郎をご覧いただこうと思う。芸術とは額縁に入れてありがたいと拝むようなものではない。なんでもない暮らしの中に息づくべきものだ。そう考えた岡本太郎の芸術観が腑に落ちると思う。」 

【展示】 
着物、帯、浴衣、シャツ、ネクタイ、ハンカチ、スカーフ、絨毯、鯉のぼりなど、約50点 

【ギャラリートーク】 
◎8/15(水)・9/14(金)・10/19(金) 
 ともに14時から20分程度。予約不要。