手紙に書かれた文字を中心に、明治時代に活躍した文豪の美しい字すがたを紹介!

 

0628shodou.jpg森鷗外(もりおうがい)、夏目漱石(なつめそうせき)、伊藤左千夫(いとうさちお)、正岡子規(まさおかしき)など、本の世界で出会ったことのある明治の文豪たちは、いったいどんな字を書いていたのでしょう? 今回の展覧会では、手紙に書かれた文字を中心に、明治時代に活躍した人たちの“凛(りん)”とした美しい字すがたを紹介します。 
また、今年は森鷗外の生誕150年です。書道博物館所蔵の森鷗外関係資料も一挙公開いたします。 

画家・書家であり、書道博物館創設者の中村不折(なかむらふせつ)は、明治の文豪たちと同時代に活躍した人物です。不折の絵は当時とても評判がよく、不折のもとには、本や雑誌のさし絵、あるいは表紙のデザインなど、数多くの依頼がきました。これを契機に、不折と文豪たちの交流がさらに深まり、日常のやりとりが手紙で交わされるようになりました。 

手紙にしたためられたみやびな文字からは、書き手の気持ちが十分に伝わってきます。不折の結婚祝に「かつをぶし」を進呈した子規の伸びやかな字、不折のさし絵を「軽妙」だとたたえた漱石の洒脱(しゃだつ)な字、「不折山人老画師」で始まる不折画集の題辞を書いた鴎外のかっちりとした字。こんな字を書いてみたいなと思う字もあれば、意外と書けそうだなと思う字もあります。明治の文豪たちに思いを馳(は)せながら、当時の人たちが書いた文字を身近に感じてみてください。 

[ギャラリートーク] 
日時:②9月2日(日)10時〜、13時30分〜 

[ワークショップ] 
「文豪たちの字をかこう!」
 
会場:台東区立書道博物館 
日時:9月2日(日) 
   いずれも開館時間中随時 
※参加費100円(材料費)が必要です。 

なお、東京国立博物館本館16室にて、特集陳列「生誕150年 帝室博物館総長 森鷗外」が、7月18日(水)から9月9日(日)まで開催されます。あわせてご覧ください。