ドビュッシーと印象派や象徴派、ジャポニスム等の関係に焦点をあて、
19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介!

 

dobbysi.jpgクロード・ドビュッシーは、19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスを代表する音楽家です。 
ドビュッシーが生きた時代には、音楽や美術、文学、舞台芸術が、互いに影響し合い、時に共同で作品をつくり上げましたが、彼は音楽家の中ではその代表的な人物と言えるでしょう。 

本展はドビュッシーと印象派や象徴派、さらにはジャポニスム等の関係に焦点をあて、19世紀フランス美術の新たな魅力を紹介するものです。 
オルセー美術館、オランジュリー美術館、そしてブリヂストン美術館の所蔵作品を中心に、国内外から借用した作品約150点で構成されます。 

[構成と展示作品]
第1章 ドビュッシーの生涯 
バシェ《クロード・ドビュッシーの肖像》、作者不祥《ショーソンとルロールのそばでピアノを弾くクロード・
ドビュッシー、セーヌ=エ=マルヌにて》 
第2章 選ばれし乙女 
バーン・ジョーンズ《王女サブラ》、ドニ《ミューズたち》 
第3章 美術愛好家との交流 
ルノワール《ピアノに向うイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロール》、ドガ《踊りの稽古場にて》 
第4章 アールヌーヴォーとジャポニスム 
ガレ《たまり水》、ドビュッシー愛蔵の文鎮《アルケル》、ホイッスラー《紫と緑のヴァリエーション》 
第5章 古代への回帰 
メイヤー《ニジンスキーと踊り子》、「ピスティッチの画家」に帰属《女を追いかけるサチュロス》 
第6章 劇場作品1:「ペレアスとメリザンド」 
ドビュッシー《ペレアスとメリザンド》、ドニ《ペレアスとメリザンド》
第7章 劇場作品2:「聖セバスティアンの殉教」と「遊戯」 
バクスト《「聖セバスティアンの殉教」のための舞台装飾:第3の建物》、ドビュッシー《おもちゃ箱》 
第8章 音楽と文学 
マネ《ステファンヌ・マラルメ》 
第9章 自然—霊感の源泉:「夜想曲」、交響曲「海」、「忘れられた小歌」
クロス《黄金の島》、マネ《浜辺にて》 
第10章 新しい芸術へ 
カンディンスキー《二本の線》、シニャック《コンカルノー港》 

[みどころ] 
◎オルセー美術館、オランジュリー美術館との日仏共同企画 
2館からあわせて約40点の作品が来日します。ブリヂストン美術館や国内外の名品を加えた展覧会になります。 
◎ドビュッシー生誕150年を記念した展覧会 
ドビュッシー生誕150年を記念して、フランスでは「ドビュッシーイヤー」と称して、オペラやコンサート、シンポジウムなど、多数のイベントが企画されています。本展覧会もその一環として開催されます。パリ・オランジュリー美術館で、本展の「パリ版」が2月22日に開幕(6月11日まで)し、高い関心を集めています。 
◎ドビュッシーとジャポニスム 
ドビュッシーの代表作『海』の楽譜の表紙には、葛飾北斎の《神奈川沖波裏》が使われています。彼は北斎や歌磨の浮世絵、さらには仏像を自宅に飾っていました。日本美術がなければドビュッシーの音楽は違うものになっていたかもしれません。 

[関連企画] 
◎レクチャー&コンサート  
9/02(日) カルテット演奏 「ドビュッシー弦楽四重奏曲ト短調op.10」 
9/09(日) カルテット演奏 「ドビュッシー弦楽四重奏曲ト短調op.10」 
時間:14時〜(開場13時30分) 会場:ブリヂストン美術館1Fホール 
聴講料:各400円  定員:130名(先着順)