戦後の個人コレクションとしては日本最大級の規模を誇る作品を紹介!

 

pola-kaichou.jpgポーラ美術館が収蔵するコレクションは、ポーラを日本の代表的な化粧品会社に発展させた創業家二代目の鈴木常司(1930ー2000)が、戦後40年をかけて収集した作品群です。彼が集めたコレクションの分野は、西洋絵画・日本の洋画・近現代の日本画・版画・彫刻・東洋陶磁・日本の近現代陶磁・ガラス工芸・化粧道具など多岐にわたり、総数は約9,500点におよびます。
開館10周年を記念する本展では、戦後最大のコレクションを創り上げたコレクター鈴木常司の知られざる人物像のほか、その美意識に関わるコレクションや手がけた文化活動を12のテーマに分けてご紹介します。

第Ⅱ期では、当館の西洋絵画コレクションの中心となる印象派の巨匠、クロード・モネ(1840ー1926)の絵画を特集。日本最多となる19点のモネのコレクションを一挙公開し、1870年代初期から1900年代にいたるモネの画業をたどります。このほか、東洋陶磁コレクションの名品や、江戸の化粧道具と髪飾りなど合計約300点の作品を、5つの展示室すべてを使ってご紹介します。

○化粧道具:江戸の化粧 婚礼化粧道具と髪飾り
○古陶磁:中国・日本・韓国陶磁名品選

『コレクター鈴木常司 美へのまなざし』
第Ⅰ期/2012年7月14日〜10月2日  「ピカソとポーラ美術館の絵画」 
化粧道具:ヨーロッパの香りと化粧—ロココからアール・ヌーヴォー 工芸:伝統の技と美 
第Ⅱ期/2012年10月5日〜2013年2月26日  「モネとポーラ美術館の絵画」 
化粧道具:江戸の化粧—婚礼化粧道具と髪飾り 古陶磁:中国・日本・韓国陶磁名作選 
第Ⅲ期/2013年3月1日〜7月7日  「杉山寧とポーラ美術館の絵画」 
化粧道具:20世紀の化粧—アール・ヌーヴォーからアール・デコ 古陶磁:中国・日本・韓国陶磁名作選 

[関連イベント]
■ 記念講演会 

◎「ポーラの建築:建築主・鈴木常司と建築家・林昌二の幸福な関係」
講師:安田 幸一(建築家、東京工業大学大学院教授、ポーラ美術館設計者) 
日時:2012年10月20日(土)14:00〜15:30(先着100名)
会場:ポーラ美術館講堂(参加費無料/当日の入館券が必要) 
13:45より地下1階講堂にお集りください。

■ ギャラリートーク(当館学芸員が展覧会会場でテーマ別にみどころを説明します)
各回定員:先着30名 ※参加無料(入館券が必要)13:50より地下1階講堂に集合
◎2012年11月28日(水)14:00〜14:30 
「岡鹿之介《掘割》について」講師:内呂 博之
◎2012年12月15日(土)14:00〜14:30 
「鈴木常司の集めたモネ」 講師:島本 英明
◎2013年2月9日(土)14:00〜14:30 
「愛らしきコレクション—レオナール・フジタと鹿児島寿蔵」講師:原 唯