八百万の神、上野に降臨。

 

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神話の国、出雲。荒神谷(こうじんだに)遺跡、加茂岩倉(かもいわくら)遺跡から、大量の青銅器が発掘され、この地が古代の青銅器大国であったことが知られるようになりました。
また2000年に出雲大社の境内遺跡から出土した宇豆柱(うづばしら)は、太い杉の丸太を3本束ねており、かってそびえ建つ神殿が造られたことを物語っています。

現在、出雲大社では60年ぶりに本殿の修復や檜皮葺(ひわだぶき)の屋根の葺き替えが進められています。この事業は来年3月完了し、5月には御祭神を仮殿から本殿に遷座する「平成の大遷宮」がおこなわれます。

また、今年は出雲を舞台とした神話や出雲大社創建についても語られている「古事記」が編纂されて、ちょうど1300年の記念の年にあたります。
これを機に出雲大社の宝物をはじめ、島根県を代表する文化財の展示をとおして、独特の文化を形作った聖地、出雲を紹介します。

一章:出雲大社の歴史と宝物 
出雲大社は、日本で最も古い由緒を持つ神社で、その創建は「古事記」や「出雲国風土記」に語られているように、神話の世界まで遡(さかのぼ)ります。
2000年に発掘された巨大な宇豆柱や本殿の復元模型とともに、大社の宝物である秋野鹿蒔絵手箱(あきのしかまきえてばこ)や後醍醐天皇が大社に宛てた文書、出雲国造(いずもこくそう)の千家家(せんげけ)と北島家に伝わった記録や絵図などから出雲大社の歴史を展望します。 

二章:島根の至宝 
荒神谷遺跡と加茂岩倉遺跡から出土した大量の青銅器は、弥生時代の社会のイメージを大きく変えることになりました。これらの遺跡から出土した国宝の青銅器79点と製作当初の光輝く様子がわかる復元模造品も展示します。
また、7世紀に出雲で制作されたと考えられる鰐淵寺(がくえんじ)の観音菩薩立像をはじめ、成相寺(じょうそうじ)、清水寺(きよみずでら)、赤穴(あかな)八幡宮の神像や、戦国時代の出雲の大名尼子(あまご)氏が奉納したといわれる佐太(さだ)神社の甲冑や須佐(すさ)神社の太刀など島根の社寺に伝わった名宝を紹介します。

【シンポジウム】
『神々の国 出雲 —日本神話の実像に迫る—』

基調講演   梅原猛(哲学者)
パネリスト  三浦佑之(立正大学文学部教授)
       瀧音能之(駒澤大学文学部教授)
       森田喜久男(島根県立古代出雲歴史博物館専門学芸員)
       浅野温子(女優)
コーディネーター 渡邊あゆみ(NHKアナウンサー)
■会場 よみうりホール(千代田区有楽町1-11-1読売会館7階)
■定員 1,000名
■日時 10月14日(日) 開場13:00/開演13:30
■聴講料 無料
■申込方法・宛先
詳しくは電話03-6407-1455[出雲シンポジウム]東京事務局へお問い合わせください。