道化師の画家ルオー、日本初公開作品20点を含む90点を公開!

 

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ジョルジュ・ルオーの絵画作品の中で、サーカスのテーマは全体の3分の1を占めています。美術史全体においても、一人の画業の中でサーカスがこれほど大きな割合で取り扱われたことはないでしょう。

ルオーは道化師を中心にサーカスにまつわる多様な人物像を描き、誰よりも優れた「道化師の画家」と呼ばれました。ロートレックやピカソなど近代画家の誰もがこの主題を取り上げるなか、ルオーがこのテーマを追求した理由は彼らとは全く異なります。彼は場末の市にかかる安サーカスや、うら哀しい旅回りのサーカスに特別に心を寄せ、その哀切さを通して人間本来の姿を暴き出そうとしました。「われわれは皆、道化師なのです」と自信が語るように、彼らは罪深い社会で苦悩する人間を象徴する存在であり、彼らを描くことは人間の背負う苦悩や絶望を問いただし、またそうした世だからこそ求められる恩寵や愛を描き出すことだったのです。

本展では、ルオーの日本初公開の絵画作品20点を含む計90点を公開!
パリのルオー財団の特別協力により、サーカスを着想源にしてルオーが描いた初期から晩年までの重要な版画と絵画が一堂に集結します。
また、ルオー作品の中では最大級の油彩画の3点が、日本で初めて揃って展示されます。また、ルオーが実際に見たサーカスのポスターやプログラム、当時の絵葉書やサーカス映像などの貴重な資料55点も初公開されます。

19世紀末から20世紀初頭のサーカスやキャバレー文化を追いながら、ルオーの思想とサーカスの接点を探り、ルオーがこのテーマを繰り返し描くことで何を表現したかったのかを解き明かす展覧会です。 

【関連イベント】
■学芸員によるギャラリートーク 
日時:12月7日(金)
   各回午後2時〜2時45分 
会場:パナソニック汐留ミュージアム
※参加費無料(入館には観覧券が必要です)※予約不要

[上記イベント申し込み方法]※聴講は無料ですが、本展の観覧券が必要です
普通はがきに①イベント名②参加人数(1通につき2名まで)③氏名④住所⑤電話・FAX番号をご記入の上、以下の住所に郵送(締切:各回の開催日1週間前まで)。受付は先着順、定員になり次第締め切らせていただきます。
〒105-8301東京都港区東新橋1-5-1-4F パナソニック汐留ミュージアム「ジョルジュ・ルオー」展係