魅せます、院展の底力

 

1201tensin.jpg岡倉天心の一周忌にあたる大正3年(1914)、その遺志をついだ横山大観、下村観山らによって再興された日本美術院は、日本画部に洋画部、彫刻部を加えた在野の美術団体として発足しました。

彼らに続く安田靫彦、小林古径、前田青邨をはじめ気鋭の画家たちは伝統絵画を学ぶ一方、新しい西洋絵画をも取り入れるなど、清新で柔軟な感覚で個性あふれる作品を発表してきました。
その後洋画部、彫刻部の脱退がありましたが、再興院展の作家たちは自由な芸術の創造を目指した天心の精神を受け継ぎ、近代日本美術の発展に大きな足跡を残しています。

日本美術院が再興されて間もなく100年となります。本展では、茨城県近代美術館のコレクションに茨城大学所蔵の木村武山、平櫛田中、平山郁夫の名品を加えた約70点の作品によりその歩みをたどります。
再興時から現在まで再興院展を舞台に活躍してきた作家たちの意欲的で創意に満ちた表現の数々をお楽しみください。

【関連イベント】
○学芸員によるギャラリートーク
日時:12月9日(日)、1月12日(土)各日午後1時30分〜2時30分
集合場所:企画展示室入口 ※企画展入場券をご用意ください。

○映画会(講堂/入場無料/定員114名/午後2時〜)
日時:12月2日(日)「サンタクロースになった少年」2007年/フィンランド/監督:ヨハ・ヴオリヨキ
平成25年1月6日(日)「駅馬車」1939年/アメリカ/監督ジョン・フォード

○岡倉天心記念室ガイドツアーのご案内
1日3回(午前11時、午後2時、午後3時30分)
当館ギャラリースタッフによる岡倉天心記念室の解説を行っています。