植物学者・牧野富太郎が現代に遺した足跡

 

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国立科学博物館は、公益財団法人高知県牧野記念財団とともに12月22日から3月17日の期間で日本の科学者技術者展シリーズ第10回企画展『植物学者・牧野富太郎の足跡と今』を開催いたします。 

2012年は牧野富太郎博士が高知県佐川町に生まれてから150年目にあたります。本企画展では、近・現代の科学・技術の発展に寄与した日本の科学者・技術者の一人として、牧野博士の功績を紹介するとともに、牧野博士が生涯をかけて収集した莫大な標本資料や、全国のさまざまな地域で精力的に展開した教育普及活動などが、その後多くの分野で研究者や植物愛好家などにどのような影響を及ぼしたか紹介いたします。 

 

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【牧野 富太郎】
1862(文久2)年—1957(昭和32)年 
現在の高知県高岡郡佐川町に生まれました。幼い時から植物に興味を持ち独学で植物を勉強していた牧野は、本格的に植物学を志し、1884(明治17)年22歳で上京します。1887(明治20)年には『植物学雑誌』を創刊し、1889(明治22)年にはヤマトグサを日本国内で最初に新種として発表しています。94年の生涯において約1500種類以上の植物を新種などとして発表し、収集した植物標本は約40万枚を数えます。全国の植物同好会などで植物観察指導を行ったほか、多くの植物啓蒙書を残しています。