「のらくろ」シリーズへの熱い思いや作品に通底するペーソスなど作品の魅力に迫る

 

norakuro.jpgtagawasuihou.jpg

 

戦前の少年たちの絶大な人気を集め、一世を風靡した漫画「のらくろ」。帰る家も身よりもない野良犬の“のらくろ”が、失敗をくり返しながらも機知とユーモアで困難を乗り越え、出世していくストーリーに、子どもだけでなく大人までもが夢中になりました。

作者の田河水泡(本名・高見澤仲太郎)は、明治32年、東京市本所区(現・墨田区)に生まれ、生後間もなく母を亡くし伯父夫婦に育てられました。18歳の時に父を亡くしますが、生来の明るさと下町の人情味溢れる人々に支えられて青年期を過ごします。前衛芸術家、落語作家を経て漫画家となり、「のらくろ」により不動の地位を築きました。

本展では、晩年を町田市玉川学園で過ごした田河の90年にわたる人生をひも解き、50年をかけて完結させた「のらくろ」シリーズへの熱い思いや作品に通底するペーソスの理由を探り、多くの少年に笑いと希望を与え、戦後の漫画家たちに影響を及ぼした作品の魅力に迫ります。

〔会期〕 2013年1月19日(土)~2013年3月24日(日)
〔会場〕 町田市民文学館ことばらんど 2階展示室
〔休館日〕 毎週月曜日、3月14日(木)
〔観覧時間〕 10:00~17:00(毎週金曜日は20:00まで開館)
〔観覧料〕 一般:400円、65歳以上・大学生:200円、高校生以下:無料
 ※ただし3月24日(日)は入場無料
〔主催〕 町田市民文学館ことばらんど
〔協力〕株式会社講談社 田河水泡・のらくろ館
〔展覧会URL〕
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/norakuro.html 

(関連イベント)
◆講演会

①「『のらくろ』はなぜ今も面白いのか?」2月16日(土)14時~15時30分
講師:夏目房之介(漫画コラムニスト、学習院大学大学院教授)終了しました
②「田河水泡と小林秀雄」3月17日(日)14時~15時30分
講師:渡邉正彦(玉川大学教授)
※①②とも
会場:町田市民文学館ことばらんど 2階 大会議室
対象:展覧会観覧者(講演会当日に、展覧会チケットまたはチケットの半券をご提示ください)
定員:80名(申込順)
申込:町田市イベントダイヤル(042-724-5656)で1月11日(金)正午から受付 

◆のらくろSPレコード鑑賞会
戦前、キングレコードから発売された「のらくろ二等兵」などを鑑賞します。 
3月23日(土)展示室閉室後40分程度
会場:町田市民文学館ことばらんど2階展示室
対象:展覧会観覧者(鑑賞会当日に、展覧会チケットまたはチケットの半券をお持ちください)
定員:各15名(先着順) ※各回とも内容は同じです
申込:不要

◆学芸員によるギャラリー・トーク
3月5日(火)、19日(火)
いずれも14時から1時間程度
申込不要(展覧会チケットを購入の上、展示室入口にお集まりください)

〔お問い合わせ〕町田市民文学館ことばらんど
〒194-0013 東京都町田市原町田4-16-17
TEL:042-739-3420 FAX:042-739-3421