わたしたちの想像力を刺激してやまない都市の隠れた構造にせまります!

 

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都市と美術は切っても切り離せない関係にあります。都市は表現者を触発する場であり続けるとともに、それ自体美術の重要な主題の一角を占めてきました。と同時に、都市のイメージの形成に視覚芸術が果たした役割も無視できません。両者の不可分な関係を調べてみると、興味深いことに気づきます。表現者たちは、統一的な全体像を描き難い複雑な都市に接近するひとつの方法として、それを面的な広がりとして捉えるのではなく、垂直的な構造をもつ「地層」として認識してきたように思えるのです。秩序や均質化を志向する都市の表向きの表情を一皮剥げば、その下に無数の人々の夢や欲望や感情が、澱として沈んでいるはずだという直感が働いているのでしょう。

この展覧会では、このような都市の深層に到る入口として、最上層の「スカイライン」、下層の「アンダーグラウンド」、そして表層の中の多層性という意味での「パランプセスト」という三つのテーマに注目することにしました。制作された場所も時代も異なる絵画、版画、写真、映像、資料約50点を渉猟しながら、わたしたちの想像力を刺激してやまない都市の隠れた構造にせまります。 

[キュレーター・トーク] 鈴木勝雄|本展企画者・主任研究員
①6月22日(土) 11:00〜12:00
②7月26日(金) 18:00〜19:00
※申込不要・参加無料(要観覧券)

★同時開催 企画展「プレイバック・アーティスト・トーク」
6月14日(金)〜8月4日(日) 
料金:一般650円/大学生350円
高校生以下、及び18歳未満・障害者手帳をお持ちの方とその付添者(1名)は無料。
※上記料金で入館当日に限り、「都市の無意識」、所蔵作品展「MOMATコレクション」もご覧いただけます。