坂口安吾の小説「花妖」の挿し絵54点を初公開するとともに、挿し絵の数々を一挙に紹介

 

kayou.jpg岡本太郎記念館(東京・港区、旧アトリエ兼住居)では、来る2013年7月31日(水)より2013年11月24日(日)まで岡本太郎が描いた挿し絵を集めた企画展「花妖~岡本太郎の挿し絵」を開催します。本展では、東京新聞に連載された小説家・坂口安吾の小説「花妖」のために太郎が描いた挿し絵54点を初公開します。

岡本太郎と聞けば『太陽の塔』や『明日の神話』などの大作が浮かびますが、実は本の装丁や小説の挿し絵などの仕事も数多く残しています。
1946年6月に復員した太郎は、同年11月頃にようやく上野毛にアトリエを構え、日本での創作活動をはじめます。その直後の1947年2月からはじまった新聞の連載小説のために太郎は挿し絵を描きました。坂口安吾が東京新聞に連載した「花妖」です。連載は58回で中断したまま終わりましたが、太郎が描いた挿し絵もまた58枚にのぼりました。

本展では、「花妖」の挿し絵58点のうち54点を初公開するとともに、太郎が描いた挿し絵の数々を一挙に紹介します。

今回の企画展を開催するにあたり、岡本太郎記念館館長・平野暁臣は次のようにコメントしています。
「初公開する挿し絵の数々は、昨年当財団が入手したもので、長らく行方知れずになっていました。まとまった形で岡本太郎の挿し絵の世界を見ることができるはじめての機会です。いつもの太郎とは少し違いますが、まぎれもなくこれも岡本太郎です。
坂口作品にふさわしい、緊張感ある独創的な挿し絵の数々をどうぞお楽しみください。」

[展示内容]
岡本太郎が描いた坂口安吾小説『花妖』の挿し絵54点ほか

[ギャラリートーク]
日時:8月14日(水)、9月11日(水)、10月18日(金)、11月15日(金)
時間:ともに14時から20分程度、予約不要 
*日程は変更する可能性があります