身近なアザミをみつけてみませんか?

 

 

アザミといえば日本の秋を代表する植物の一つです。
私たちにとっては身近なアザミですが、実は日本のアザミは世界でも例を見ないほど多様性に富んだ植物なのです。
この企画展では、日本のアザミの多様性を実物標本や写真を通じて紹介するとともにアザミと人の関わりや、研究者がどのような取り組みをしてきたかなどを紹介します。

1. アザミとは?
日本中、どこでも見ることのできるアザミ。そもそもキク科の植物であるアザミはどのような特徴をもっているのでしょうか?ここではまず、アザミの特徴についてパネルや模型で紹介。
2. 日本のアザミの多様性
日本のアザミには大きな特色があります。それは世界でも他に類を見ないほどの多様性です。日本産のアザミはなんと150種以上!ここでは、その中から代表的な種を取り上げ、実物標本と写真で紹介。この夏に発表されたばかりの新種も取り上げています。
3. ユーラシア大陸のアザミ
日本のアザミにこれほど多様性があるのは、日本が島国であることと深い関係があります。それでは、お隣のユーラシア大陸ではアザミはどのようになっているのでしょうか?
ここでは、日本列島とユーラシア大陸のアザミの比較について紹介します。
4. 多様性の解明を支える地域の活動
日本では、それぞれの地域でアザミの保護活動などが行われています。こうした取り組みは、日本のアザミの多様性を解明していく上で大変重要なものとなっています。ここでは、それらの取り組みの中から、津波の被害をまぬがれた福島県で事例など、最近の事例を紹介。
5. 植物研究と国立科学博物館 
解明されつつあるアザミの秘密。これは国立科学博物館の研究者が中心となって、長年に渡って取り組んできた研究の成果です。ここでは、そうした植物研究に関する国立科学博物館での具体的な活動や役割について映像などで紹介します。

【講演会】「アザミの王国、日本列島」
会場:国立科学博物館日本館2F講堂
日時:10月19日(土)13:30〜15:30
定員:募集定員100名 
申込:国立科学博物館ホームページをご確認ください
地域で活動している研究者など4名の講師の方に、日本のアザミの「秘密」を解き明かしていただきます。
■講演内容/司会進行:門田裕一(国立科学博物館 植物研究部)
「ムード派分類学からみた北海道のアザミ」梅沢俊(植物写真家)
「蔵王連峰におけるザオウアザミの分布と変異」上野雄規(東北植物研究会)
「アザミ解明の醍醐味:宮崎」斉藤政美(宮崎県総合博物館)
「なぜ日本のアザミはこれほど多様になったか」門田裕一(国立科学博物館 植物研究部)