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四季折々の花や戯れる鳥たちを描いた花鳥画には、移りゆく自然を慈しむ日本人の美意識とともに個々の画家たちの温かなまなざしが注がれています。
明治、大正、昭和の時代に東京画壇に名を轟かせた荒木寛畝一門(読画会)は、日本絵画の伝統を尊重しながら、写実を加味した気品のある花鳥画世界を築いてきました。

本展は、荒木一門の秀作を多く所蔵する日立市郷土博物館の協力を得て開催するもので、荒木寛畝に師事した茨城県出身の五島耕畝、永田春水をはじめとする荒木一門の貴重なコレクションを一堂に展示し、写実的な花鳥表現と華麗な装飾美による花鳥画の世界を紹介します。
加えて、茨城県近代美術館が所蔵する、南画家奥原晴湖や日本美術院の木村武山など同時代の花鳥画もあわせて展示し、近代における花鳥画の魅力を幅広く紹介します。

【出品作家(生歿年順)】
荒木 寛畝/奥原 晴湖/荒木 十畝/池上 秀畝/広瀬 東畝/木村 武山/五島 耕畝/湯原 柳畝/関 啓畝/竪山 南風/西澤 笛畝/永田 春水/速水 御舟/長山 はく/児玉 希望/森 白甫/亀割 隆志/樫村 白圭

【関連イベント】
■日本画体験実技講座

講師:三浦愛子氏(日本美術院院友・第19回天心記念茨城賞受賞)
日時:1月25日(土)26日(日) 場所:講座室 
対象・定員:一般24名(2日間続けて受講できる方、申込抽選制)
受講料:無料(但し、材料費のみ負担)
申込方法:往復はがきでお申込みください。(詳しくはHPから)
締切:1月4日(土)必着

■学芸員によるギャラリートーク
日時:1月18日(土)、2月16日(日) 各日午後1時30分〜(1時間程度)
集合場所:企画展示室入口 ※企画展入館券をご用意ください。

■新春特別企画 3日連続ミュージカル映画特集
(各回午後2時〜/講堂/入場無料/定員114名)
◇1月2日(木) 「巴里のアメリカ人」1951年、カラー、アメリカ
◇1月3日(金) 「雨に唄えば」1952年、カラー、アメリカ
◇1月4日(土) 「私を野球に連れてって」1949年、カラー、アメリカ

■映画会
2月2日(日) 「カサブランカ」1942年、モノクロ、アメリカ

■岡倉天心記念室ガイドツアーのご案内
1日3回(午前11時、午後2時、午後3時30分)
当館ギャラリースタッフにより岡倉天心記念室の解説を行っています。