数多くの名作を通し、吟香・劉生・麗子の親子三代にわたる精神の系譜を追う展覧会

 

chirasi.jpg4月6日まで、世田谷美術館にて「岸田吟香・劉生・麗子~知られざる精神の系譜~」が開かれている。
数多くの名作を通し、親子三代にわたる精神の系譜を追う展覧会だ。

38歳という若さで世を去った画家・岸田劉生(1891-1929)。愛娘・麗子をモデルにした〈麗子像〉の連作は、今では誰もが知る劉生芸術の代表作となっている。

その劉生には、傑物ともいうべき父がいた。吟香(ぎんこう 1833-1905)だ。
激動の幕末・維新期に、洋の東西を遠く見すえた開明派の文化人として活躍した。
 
また劉生の長女・麗子(1914-1962)は、演劇人、画家として生き、最晩年には詳細にわたる父・劉生の評伝を書き上げている。

本展では、吟香関連の稀少資料や、吟香と交流の深かった美術家たちの作品、劉生の代表作や麗子の遺作などを一堂に集めて紹介する。