ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション

それは、美意識の系譜。

ミラノ有数の貴族ジャン・ジャコモ・ポルディ・ペッツォーリは1882年に生まれ、祖父からパルマのポルディ家の、祖母からはベルガモの貴族ペッツォーリ家の莫大な財産を相続し、先祖代々の素晴らしい財産を受け継ぎました。さらにミラノ有数の貴族トゥリヴルツィオ家との婚姻関係により、彼のコレクションはより充実したものになりました。1879年に亡くなった彼の遺言には、「全ての美術コレクションは永久公開されるものとする」とあり、2年後の1881年にそのコレクションは、ヨーロッパで最も優雅な邸宅美術館として公開されることになりました。そんなポルディ・ペッツォーリ美術館のコレクションのなかからえりすぐりの約80点が、日本初公開です。

なんといっても見どころは、初期ルネサンスを代表するピエロ・デル・ポッライウォーロの傑作であり、美術館の代名詞ともいえる《貴婦人の肖像》です。15世紀の流行した横顔のスタイルで描かれた女性は、上流階級の人物だとされていますが、モデルは未だ謎のままです。他にもジャン・ジャコモが生前最後に購入したとされるボッティチェッリの《死せるキリストへの哀悼》、ラファエッロ(帰属)の《フランチェスコ会派聖人たちが描かれた宗教行列用十字架》も見ることができます。

⟨新入り編集部員みかんのおすすめ情報⟩
こんにちは、みかんです。空間デザイナーの吉谷博光氏と、ガーデンデザイナーの吉谷桂子氏が「ヨーロッパでもっとも美しい邸宅美術館」といわれるポルディ・ペッツォーリ美術館をイメージし、展示空間を作り上げているそうです。ぜひ、その空間を楽しみつつ、《貴婦人の肖像》の美しい横顔を眺めてみてください。 なお「ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション」は、会期が短く、5月25日(日)までですのでお早目に!

Bunkamuraザ・ミュージアム ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館 華麗なる貴族コレクション 館内

※写真は、Bunkamuraザ・ミュージアムの特別の許可を
 いただいて撮影しました。


ミラノ ポルディ・ペッツォーリ美術館
華麗なる貴族コレクション

会期:2014年5月25日(日)まで
時間:10:00〜19:00(入館は18:30まで)
   毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
休館:会期中無休
料金::一般 1,500円/大学生・高校生 1,000円 /
   中学生・小学生700円
会場: Bunkamuraザ・ミュージアム 
場所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1
交通:JR「渋谷駅」ハチ公口より徒歩7分
問合:ハローダイヤル 03-5777-8600
   http://www.bunkamura.co.jp/