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正倉院のイメージは、奈良時代からシルクロードを経て日本に到着した宝物が数多く収蔵され厳重に封印されて、年に一回一般公開されると思っていました。

ところが、当時光明皇太后によって納められた聖武天皇の遺品約740点のうち、現存するのはわずかに150点。あの宝物はいったいどこへ消えたのか?

さらに驚くのは、正倉院には一万点をこえる宝物が今に伝わっていることです。
厳重に封印されてきたはずの正倉院に、いったい何が起きていたのか?
各時代の宝物目録・古記録などから浮かび上がる正倉院宝物の不可解な増減は、なんと明治に至るまで繰り返されてきたという。

昨年、聖武天皇の幻の陰陽剣が発見されたというニュースにも興味が増します。
正倉院の真の姿と宝物の数奇な運命がスリリングに書かれています。

今週末より正倉院展が公開されます。一読して観られるとますます面白くなるでしょう。
★第63回正倉院展   奈良国立博物館にて開催!
2011年10月29日(土)〜11月14日(月)会期中無休

http://www.narahaku.go.jp/exhibition/special.html