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数十年前から 盛り上がっていた写楽論争。最近はとんと聞こえてこなかかったが、業界では四国・阿波藩お抱えの能役者   斎藤十郎兵衛でまとまっている。詳細は明石散人+佐々木幹雄著『東洲斎写楽はもういない』(講談社文庫)に詳しく出ています。

宇江佐真理の『寂しい写楽』(小学館文庫)には、写楽を大々的に売り出す計画を始める蔦屋重三郎とそれに巻き込まれる京伝、北斎、一九と馬琴、南畝、歌麿、豊国らがその時代に何を考え、どのように生きたのか。阿波の十郎兵衛の哀しみが描かれています。

一方、本格派の巨匠島田荘司『写楽  閉じた国の幻』(新潮文庫)が今までにない驚愕の新説を出しました。まさかのまさかです!
親本では掲載されなかた日記が掲載され、写楽の登場していた時代背景が分かります。

明石散人+佐々木幹雄『東洲斎写楽はもういない』講談社文庫
宇江佐真理『寂しい写楽』小学館文庫
島田荘司『写楽  閉じた国の幻』上下   新潮文庫