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時は天正四年。織田信長対大阪・石山本願寺の戦い。
太田牛一の記する「信長公記」によると石山本願寺が挙兵してから木津浦の海戦までわずか数頁。これを上下巻でたっぷり描いた巨編。

和睦が崩れ、信長に攻め立てられる大阪本願寺。海路からの支援を乞われた毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれ瀬戸内海に君臨する村上海賊に頼ろうとした。
能島村上家の当主の娘・景(きょう)は持ち前の海賊魂を発揮し、門徒たちを救済するためにひとり戦い抜く木津浦海戦の活躍を描く海の戦国史。わくわくします!


『のぼうの城』から六年。和田竜が四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ著者最高傑作。面白いです!

 

『信長公記』(現代語訳) 新人物文庫
『海賊女王』皆川博子著 光文社刊
『海賊とよばれた男』百田尚樹 講談社