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「まほろ駅前多田便利軒」(06直木賞受賞)の続編、「まほろ駅前番外地」(09)が文庫化された。

東京都南西部最大の町・まほろ市(=町田市)の駅前で便利屋を営む多田と、高校時代の同級生・行天。偶然の再会をきっかけに行天が事務所に転がり込んできて、二人の奇妙な同居生活が始まる。行天は居心地良さげだが、多田のほうは早く出ていけとサインを送り続けている。どんな依頼も引き受けてこそ便利屋と言いきる多田の生真面目さが裏目に出て、二人は面倒に巻き込まれてばかり。

しかし、なぜか毎回「終わり良ければすべてよし」になる。窮地からの突破口を開くのは、行天の素っ頓狂な言動だ。飄々としていて、自分勝手で、何もわかっていない。考えていないのかと思えば、恐ろしいほど鋭い洞察を発揮して、トラブルを解決に導いてしまう。でも次の瞬間にはあっさりもとの変人に戻ってしまう。

このおかしな二人と、まほろ市のおかしな人々のやりとりが笑をさそう。
「番外地」だけでも楽しめるが、前作「多田便利軒」から読むと流れがわかって、おかしさ倍増。

映画化から引き続き、2013年1月からテレビ東京系列のドラマ24で、瑛太×松田龍平で連続ドラマ化されます。 http://www.tv-tokyo.co.jp/mahoro/
 

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『まほろの<住人十色>』展 開催!(町田市民文学館ことばらんど)

さらに、ご当地・町田市の「町田市民文学館ことばらんど」では、12/18(火)からドラマ化記念イベント『まほろの<住人十色>』展を開催!町田で行われたドラマ撮影の様子と、小説『まほろ駅前番外地』を紹介。三浦しをん×池田真紀子のトークショーや登場する場所訪問のまほろ散歩、まほろ検定‐番外地編などあって、ますます楽しめます。観覧料無料なのでぜひご来場ください!
http://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/bungaku/20121203112728404.html

「まほろ駅前番外地」三浦しをん著   文春文庫 ¥530(税込)